生理痛で救急車を呼びました

タイトルの通りなんですが、生理痛で救急車を呼びました、という話。

もともと生理は重くてPMSもひどく、数年前はピルを飲んでいた時期もあったけれど、ここ最近は落ち着いていて、生理のはじめの1〜2日くらい、市販薬の痛み止めを飲むくらいで済んでいました。
今回も、土曜日の夜にお腹が痛くなって、トイレに行ったら、あ、生理だと思い、支度をして就寝。
日曜日は昼から夫と出かける用事があって、朝起きて朝食を食べ、10時過ぎにバファリンを飲みました。この時点で結構お腹は痛かったものの、まあいつものことだし、薬を飲んだから大丈夫か、と思い、出かけるまでやはりお腹が痛くて横になっていましたが、予定通りに家を出ました。
電車に乗っているあいだ腹痛はあったものの、座れるときは座らせてもらいつつ、目的地の上野まで電車を乗り継いでいました。
ところが上野に着く何駅か前から腹痛がひどくなってきて、隣に座っていた夫が、今日は辞めようか?と聞いてくれましたが、上野で待ち合わせている人もいるし、とりあえず上野まで行って休もうかな、と思いました。でも、その間に腹痛はどんどん激しくなって、まともに座っていられず、前かがみになって座席の前の手すりによりかかっている状態だった。
すでに上野までは一駅ほどだったので、とりあえず駅に着いたら医務室に行くので駅員さんを呼んでください、と夫に言って、着いたところで電車を降り、改札階まで上がりました。インフォメーションがちょうどあったので、夫がそこに声をかけようとしてくれたのですが、そのあたりで吐き気がしてしまい、インフォメーションを通り過ぎて吐き気をおさえつつトイレに行きました。夫はトイレの入り口まで支えて付いてきてくれ、その間に駅の警備の人を呼んでくる、と言ってくれた。
トイレは並んでいましたが、気分が悪いので、と伝えて順番をゆずってもらい(並んでいる途中で吐くよりは、と思って…)、個室に入りましたが、結局吐かず、トイレから出ると、夫と警備の人が待っていてくれ、警備の人が医務室へ案内してくれて、夫に支えられつつ、インフォメーションがあった三階からエレベーターで地下一階へ。

上野駅の医務室というのは中央改札の奥にあり、簡易ベッドと毛布があった。そこに横にならせてもらったのですが、腹痛はおさまらず、脂汗も出てくるし、のたうち回る状態で、どうしたらよいのか…という感じでした。とりあえず上野で待ち合わせていた相手には夫から電話をしてもらう。しばらくしても腹痛はおさまらないので、あとこのとき改札がすごく混んでいて(医務室に入るのも警備員さんと夫が強めに声をかけてくれた)駅員さんとも何もコンタクトがなく、どうしよう…と思いつつ、しかしこの状態では家にも帰れないと思い、夫から7119に電話してもらった。
7119に夫から生理痛と伝えると、本人と話せますか?と言われたらしく、こんな状態でよければ…と思いつつ電話に出ると、生理何日めとか、妊娠の可能性はあるかとか、自分で歩けるか(歩けない)など聞かれ、その後電話を夫に戻して、どうやら救急車を呼ぶことになったらしかった。それで今いるところの住所を伝える必要があるらしく、駅の人に住所を聞くと、駅の方で呼びます、とのことで、このあたりの経緯はよくわからないのだけど、とにかく救急隊が呼ばれて、たぶん待っている時間は数分ではなかったかな、救急隊の人たちがきました。

救急隊は三人で、そのうち2人は男性、1人は同年代くらいに見える女性で、私には女性の人が色々と聞いてくれた。生理何日めとか、痛みはいつからとか、いつ薬を飲んだとか、今までに同じようなことはあるかとか、そういったことだった。あと血圧も測ってもらいました。その間に夫には男性の隊員から、名前とか生年月日とか、保険証を確認したりとかしてたのだと思う。
一通り質問が終わって、少し移動できますか?と聞かれ、ストレッチャーに乗って改札から外に出て、駅前に止まっていた救急車に向かう。
タイトルで「救急車を呼びました」と書いたけれど、ここで救急車を見るまで、救急車に乗ることはよくわかっていなかったのです…。救急隊員の方が来て、とりあえず診てもらえるのかな?くらいに思っていたけれど、よく考えたら救急隊は治療ではなく搬送のために来るのね…。
夫と救急車に乗り、隊員の方が電話で受け入れ先の病院を探してくれる。おおごとにしてしまって申し訳ないな…と思いながら、男性が電話をしている間、女性の隊員の方がそばに座って、日曜日なので大学病院などになりますが、受け入れ先を探しています、と説明をしてくれ、最初は東大病院に、次に順天堂病院に聞いてくれたそうだった。
搬送先が決まり、救急隊が出発。ここでも私はサイレンをならすとは予想していなかったのだけど(だってただの生理痛…)まあ救急車なので、サイレン、鳴らしますよね…。生理痛なのに、と申し訳なかったな…。
この移動中にも女性の隊員の方が色々聞いてくれ、アレルギーの有無とか、既往症とか、前回の生理の日とか、私の場合はその後に不正出血があったので、そのことも丁寧に聞いてくれた。

すぐに病院に到着し、救急搬送口から入り、診察室へ。ベッドに寝かせてもらい、バイタル、血圧、体温などを測る。そのあと病院の方の指示で採尿。この頃には腹痛も少し落ち着いてきて、歩いて移動できる状態になっていた。
採尿から帰ってくると、救急隊の女性の方が、病院のお医者さんに私から話したことを伝えてくれていた。お医者さんと少し話したあと、私はこれで、と診察室を出て行ったその方、格好よかったな…。ありがとうございました、としか言えなかったけど、本当にすごくありがたかった。
冷静な対応が心強く、ありがたくて、尊い仕事だな…と思いました。その場ではきちんとお礼も言えなかったので、この場を借りて、ありがとうございました。救急搬送された人は、事態が事態なので、隊員の方には私のようにゆっくりお礼も言えないことがほとんどではないかと思うのだけど、隊員さんにお礼を言いたい人はたくさんいるのではないかな、と思いました。

病院では、妊娠判定のための尿検査のほか、内診と超音波検査をしました。諸々の検査の結果は「異常なし」とのことで、私の場合は本当に単なる生理痛であった。
鎮痛剤でロキソニンを出してもらい、朝飲んでから4時間経っているので(この時点で14時くらいだった)と、その場で服用。そのあと、多分ご厚意でだと思うのだけど、その場で横にならせてもらい、少しうとうとしたから20分くらいだったのかな、看護師さんが来て会計の案内などしてもらって、その頃にはすっかり腹痛もおさまっていて、お会計をして病院を出ました。お会計は、休日料金で6500円ちょっとでした。
あー、楽しみにしていた約束もキャンセルしてしまって、相手にも申し訳ないし、ただの生理痛なのに救急車を呼んでしまった、あの上野の医務室で休んでいればしばらくして腹痛も治まって、約束もキャンセルしないですんだかも、夫にも迷惑をかけてしまった、上野まで来てなにもせず、医療費ろくせんごひゃくえん…などと思いましたが、とりあえず、お腹が空いていたので、夫とエチオピアでカレー(辛さ0)を食べて帰りました。カレーおいしかったです。
帰ったのが多分4時か5時ごろでしたが、そのまま布団を敷いて寝てしまい、翌朝6時まで、12時間以上よく寝ました。

駅で倒れたのも、救急車を呼んだのも人生で初めてで、たかが生理痛で救急車を呼ぶなんて…という人もいることは十分わかりますが、生理痛ではない場合もあるし、そんな時のために7119があるのだな、と思いました。
私の場合は幸い、何事もなかったので、その場で待っていたら痛みはおさまったかもしれないけど、その時点ではいつ痛みがおさまるかはわからないし、そもそもその時は痛すぎてそんな風に考える余裕はなかった、ただ麻酔でも何でもいいのでとにかくこの痛みをなんとかしてくれ、としか思えませんでした。結果的に、きちんと検査をしてもらって何もないことがわかったので、よかったな、と思っています。
生理痛の時に出かけないで済めばいいのだけど、でも生理は毎月あるものだし、そのたびに予定をキャンセルはできないし、ある程度は我慢して付き合っていくしかない、そこが辛いところですね。今回も、今までの経験から、薬も飲んだから大丈夫、と判断したし…。
お医者さんいわく、すごーくお腹が痛い場合は子宮外妊娠の可能性もあり、即手術になる場合もある、とのこと(なので可能性の有無に関わらず妊娠の検査をするらしい)。あとからネットで調べると、生理痛がひどいときは子宮内膜症などの可能性もあるそうなので、生理痛が激しい場合、(もちろん、救急車でなくても)早めに病院に行くのがよいと思います。

(追記)
こちらも書きました、あわせてどうぞ↓
dic2135.hatenablog.com